学生の頃から写真を趣味としていた祖父の影響で写真を始める。
知らないことを知りたい見てみたいという単純な好奇心から
各地気の向くままに出かけるようになる。
国家の意見と民間の意見には大きな隔たりがある
という当たり前のことに改めて気付き
旅と日常の境目をなくし異国の地で
生活をするような旅をする。
ヨルダン川を渡りジェリコを通過しエルサレムに入るという
旧約聖書のような何千年も変わらない旅の光景に心を囚われ
パレスチナに通う。
政治的な問題を抱えるイスラエル・パレスチナ双方を巡り
人々と出会い、食卓を囲み、会話することことで
TVの報道とは異なる
現地での日常生活、人々の声、多種多様な考え、美味しい食事を経験する。
何者でもないわたしが何事もなく旅することが出来て、
歩いて、見てきたパレスチナを発信中。
パレスチナという”特殊な国”はステレオタイプなイメージで支配される。
どこにでもある日常生活を散歩をするように旅をし
一期一会を大切に現地に溶け込むことが私の信条。
歴史は過去のことだけではなく現在に繋がり未来に続く。
現実は点が繋がり線となり面を作り立体に形成される。
日本人という第三者的立場から
中東パレスチナの現在を発信する。