新部 健太郎

壺中堂・中国武術教室
『身ひとつあれば精神は自由に生きていける。』

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新部 健太郎からのメッセージ

新しくもなく、古くもなく、東洋を再読したい。

最近大切に思っていることは、何かモノを考える際、できるだけコトバの原典にあたること。

たとえば「出会う」ということを考えてみる。

その際「一期一会」というコトバが思い浮かんだら、その出典にあたる「山上宗二日記」を読んでみる。また、それらに付随する関連書籍を三冊は読んでみる。

自分たちが日常使うコトバ、もっと云えばコトバの内容を裏付ける感性の原風景にあたりながら、「出会う」ということを再考してみる。または「出会う」というコトバを使いなおしてみる。

伝統などと云うと、何か束縛めいて堅苦しいですが、こんな感じでいまを生きる自分達のコトバに、時間とイメージのレイヤーを重ね、東洋を再読してみる試み。

中国武術というレイヤーも、自分のカラダに重ねあわせてみたりして。

壺中堂・中国武術教室

新部健太郎の教室紹介

現在、福岡市内の3つの会場にて
太極拳と八卦掌の教室を開催しています。

お問い合わせは、こちらまで。

◇大名教室

毎月第一土曜日

◆太極拳:11:00~12:00

呉式太極拳を中心にカラダを動かしていくコツなどを教えています。

※武術に関心がある人や健康志向、初心者向き。
※希望者は10:30から三十分ほどビギナー向けレクチャー有(+500円)。

◇参加費 1,500円
◆会場 Snap!Snap! kono camera
福岡市中央区大名1-1-3 石井ビル406
国体道路ミスタードーナツ隣り

◇大手門教室

毎月第一第三日曜日

◆太極拳:10:00~11:30

ストレッチや簡化太極拳を中心に
身心を整えるコツなどを教えています。

※健康志向および初心者向き。


◇参加費 1,500円

◆会場 NPO法人 サニークラウズ
福岡市中央区大手門2-2-24プラスパーⅠ4F

◆八卦掌:14:00~15:30

套路(型)及び関節技等の応用技術、
発勁や化勁など攻防等を教えています。

※伝統武術を深く学びたい人、一動作をひとり黙々と鍛錬できる人向き。

◇参加費 1,500円
◆会場 NPO法人 サニークラウズ
福岡市中央区大手門2-2-24プラスパーⅠ4F

◇占い

毎月第三月曜日(祝日は店休のため日程変更あり)

◆中洲易筮竹:19:00~終電

易という古い吉凶判断の技法です。
問いをたてて頂き、答えを読み解きます。

◇見料 2,500円(おつまみ・ドリンク込)
◆お店 SNAK 佐井松 (サイマツ)
福岡市博多区中洲2丁目7-25 丸源37ビル 3F

新部健太郎の自己紹介

ケレン味が好き

北海道函館生まれ。

幼少期から青年期にかけて育ったのは、函館の隣町七飯町。田んぼの真ん中、雑木林あり。もっとも古い自身の記憶は幼稚園への入園式前。家の外に出るのが嫌で仕方なく、母を困らせた記憶。筋金入りのインドア派。

札幌でプログラミングを勉強し、二十代はプログラマーとして仕事。スポーツは特に好きでなく、今もあまり見ない。昨今流行りの格闘技に詳しいかと云えば、全く詳しくない。だけど現在、職業は中国武術の先生。

そう言えば、僕は何がしか歴史的なモノが好きではあった。祖母がそうしたことに詳しかったせいもある。横山光輝の三国志も好きだった。李連杰の映画・少林寺も好き。キョンシーシリーズも当時ブームだった。あの時代のカンフー映画が持つ、独自のケレン味に強く惹かれた。

札幌時代、おん年九十云歳なる某柔術の名人が東京にいることを知った。剣豪小説のような彼の人生に興味を持った(歴史上の人物がまだ生きているような感じ)。当時、就職先を東京に絞ったのも、彼に弟子入りしてみたかったから。しかしプログラマーとして東京入りした月の翌月、老先生は他界(弟子入り叶わず)。

しかしそれからまた、よくよく考えて僕は中国武術を習い始めることとした。昔みたカンフー映画の、あの何かあるような独自のケレン味を思い出してのことだった。

東京での生活は半年足らずで終わった。

東京を離れ、九州へ来た。来福して初めて出会ったのは武術ではなく前衛舞踊としての舞踏。そこからアンダーグラウンドな身体表現の世界にものめり込んでゆく。

当時は仕事をしてお金が貯まると、最低一年は自分のことに没頭する時間を作った。舞踏と並行して、上海の老師を尋ね修行したり。新潟に面白い武術家がいると聞けば行って見たり。そんな感じで行ったり来たりしながら、上海の老師からは八卦掌という武術を教わった。

八卦掌は易という占い(当たるも八卦)と関係が深い。

そのため東哲や占いも、よい先生がいれば話を聞きに行った(最終的に易学は、糸島在の先生に習う)。舞踏にしろ、武術にしろ、占いにしろ、どうも僕は「ケレン味」というモノが好きらしい。

そんな訳で現在は、中国武術の先生をするかたわら、ネオン輝く中洲のスナックで占い師もやっている。

おしまい

新部健太郎のHistory

1997
来福。しばらくはプログラマー時代
1999
この前後から舞踏を始める。中国などに行く
2007
ぽつぽつ中国武術を教え始める
2011
筥崎現代音楽祭など舞踏家としてもいろいろ活動する
2012
書斎りーぶるにて周易カフェを始める (2016年くらいまで)
2012
壺中堂を屋号として活動を始める
2012
九州大学国際部「JTW」にてワークショップ担当 (2016年まで)
2013
読書の快楽・松岡正剛氏トークライブにてオープニングアクト
2014
東京操体フォーラムでゲストスピーカ (以降フォーラム相談役)
2015
この前後から荘子など東洋哲学のお話会を始める