まず一つ目は、伴走者であること。
縦の関係ではなく、横に並び寄り添うコンサルタントでありたいです。
職務の性質上、どうしても教える側と教わる側になりがちですが、常に意識しておきたいのがファシリテーターという位置づけ。
何を選び、何を手放すかを決めるのは私ではなくお客様。
共に考え、共に進む。そして伝える以上に、聴くこと。お客様の本当の願いを聴き出すためには、フラットでありたいと思います。
2つ目は、たった1つの正解を探さないこと。
整理収納にはある一定の流れがありますが、ゴール地点の正解はありません。それは、100人100様のライフスタイルがあるから。
けれど片付けに悩む方は、私自身もそうであったように、たった1つの正解を探そうとしているように感じます。
整理収納は、長い旅になります。
暮らしの営みがある限り、使う物は移ろい変わり、使う人も変化していきます。
変化に合わせ、より今の暮らしに合ったモノを選びとる。収納を見直す。
それを面倒なことととらえるか、幸せだととらえるかで、人生は違った方向へ転換するのだと実感しています。
正解を探すのではなく、まずは決断すること。そして手を動かすこと。
片付けにおいてはそれが一番大切で、一番難しいのですが。
1人では無理でも、一緒ならできるかもしれない。
私のやっていることは「片付け」ですが、自分の人生を生きるためのお手伝いができる素晴らしい仕事だと思っています。
整理収納によって生まれた時間やゆとりが、お客様の笑顔につながる。
そんなことを妄想しながら、今日も片付けに取り組みます。
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